結婚式のウェルカムボードを光らせた

先日結婚式を挙げた。雨男なので心配だったが、当日はぎりぎり曇りで助かった(二次会はめちゃくちゃ雨に降られたけど) 。

で、当日までに色々準備をしたわけだけども、ウェルカムボードというのがあるじゃないですか。受付に置いてあるやつ。
せっかくならあれを一工夫してやりたいな~と思った結果、ラズパイとarduinoを内蔵したやつが生まれたので概要を残しておきたい。

まずは動作の様子を見てほしい。

写真のスライドショーを常時流すようにした。それとは別にケーキに入刀すると文字のところが光る。
来てくれた人が体験出来るといいかなと思って、インタラクティブ性を持たせることにした。まぁ、入刀すると光るだけなのだけど…。


スライドショーはラズパイで流している。ちょっと前にラズパイ用の液晶画面の決定版みたいなのが紹介されていたので、それを使っている。
液晶については下記のエントリを見てほしい。これ最高なんでラズパイ使ってる人は買って損はないと思う。

karaage.hatenadiary.jp


また、動画はラズパイの電源を入れたら自動で流れるようにした。やり方は下記エントリを参考にすると良い。

nomolk.hatenablog.com


当日は僕がウェルカムボードをさわることが出来ないので、なるべくメンテフリーにする必要があった。なので、ラズパイの電源を入れる(=コンセントを挿す)だけで動画が流れる仕組みが簡単に出来たのはかなり安心感があった。


次は光る方の仕組みだ。
スイッチサイエンスで売っているテープLEDをAdafruitのNeoPixel Libraryというarduinoライブラリで光らせている。このライブラリ、めちゃめちゃ便利だ。

www.switch-science.com

github.com

光らせ方はadafruitのサンプルをちょっと変えただけになったけど、派手に光ってすごいことをしてる風に見えたためこれでいいか…となった。
ほんとはラズパイのスライドショーと連動したりするのを考えたのだけど、他にも色々準備しないといけなかったので妥協した。

LEDの上にクッキングシートをかぶせたら、提灯みたいに明かりが透けていい感じになったのでマネしてほしい。


ケーキの方は単にスイッチになっている。
スイッチは100均で売っているLED付きの大きいものを使った。披露宴・二次会とかなり押されることが予想されたので、スイッチは自作でなく製品を使う選択をした。100均といえどもその辺は安心だった。

minkara.carview.co.jp
※写真を撮り忘れたので他の方のブログから引用。「ダイソー プッシュライト」で検索したら出てくるやつ。

このスイッチはずっと使ってみたくて、ようやく使えて良かった。バラすのも簡単だし単にスイッチとして使うのなら結構いい選択だと思う。
手でばーんと押すような状況があったら、千石で大きめのボタンスイッチを買うよりいいと思う。
持ち運びのときはスイッチを外したのだけど、極性がないので線とコネクタをつないでください、とお願いするだけで良かったのも運用面で助かった。


そうそう、板はMDF材をダイソーで買ってレーザーカッターでカットした。ダイソーは大きめの店舗へ行くとMDF材のサイズが豊富でうれしい。
740*500mmの穴を空けるとラズパイの液晶画面がぴったり来る。

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レーザーカッターが会社にあってラッキーだった図。


そんなこんなで出来たウェルカムボードは結構な人に体験してもらえたようだ。
終わったあとの紙粘土のケーキがだいぶへこんでいた。

起動しやすい・壊れにくい・バラしやすいという、Maker Faireなどで培われた僕の運用ノウハウが詰まったウェルカムボードが出来て満足している。
あと光るのは派手にやっとけばかっこよくなるので良い。あまり光り物に手を出してないのだけど、いい経験になった。

このあと世界初の結婚式ヘボコンを二次会で開催して、人生でもベスト3に入る勢いで盛り上がったのだけど、それは今度のデイリーポータルZの記事で。

2017年の振り返り

大変、今年は全然ブログを書いてない!あわてて2017年にやったことを振り返ります。

デイリーポータルZ

1月は書いてないので2月から…。

2月

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割りと前から気づいていたがようやく書けた記事。あるある!というコメントがあって嬉しかった。
ところでこの記事以降もどんどん「○○香る」という表現がコンビニ以外に増えてきている気がする。デパートの惣菜とかにもあったぞ。
一方コンビニでの表現はさらにトレンドが変わってきていそうな予感がするので、この辺は折を見てまた追っていきたい。

3月

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顔ハメを自動でやってみた記事。具体的に何をしたかは下記の記事でも書いている。

stamefusa.hateblo.jp

個人的に気に入っているのでまたどこかでデモとか出来るといいなー。結構頭いい感じの作りが出来たと思うんですけどね。

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工作記事2連発だな。去年もやった「頭の悪いメカ発表会」の第2弾で発表した新作。
イベント本番直前にモーターが動かなくなって本当につらかった。いま紅白を見ながら書いてるんですが、技術的なことをやるステージで同じようなことが起きたらと考えると想像するだにおそろしい。
関係ないけどこの記事の前に引っ越しをして、撮影を近所で初めてやった。勝手がわからないのでビビりながらの撮影であった。

イベント自体のレポートはfabcrossさんの記事がいい感じなので是非見てくれ〜〜〜そしてまた次回も開催してくれ〜〜〜
fabcross.jp

4月

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明治大学の橋本先生のもとへ話を聞きにいった記事。橋本先生…というか@kougakuさんはずっと前からブログとかTwitterを見ていたので、今回ちゃんとお会いして話を伺うことが出来て感動!良かった!
その後イラストを描くときはこのとき学んだことをがんばって反映させようとしているが、うまくいっているかはノーコメントで…。

5月

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「みじかい記事」で書いた記事。いかりスーパー、一度行ってみたかった。
ちなみにコメントでいくつか言及されたのだが、大元の商品が実はあるらしい。すいません。

6月

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たぶん今年デイリーに書いた記事で一番反響があった。GWでたまたま立ち寄ってなんだこれ!となって書いたのだけど、いつもネタをうんうん唸って考えているのでこういう偶然の出会いの産物は新鮮だった。またこういったのに出会ったら大事にしたい。

7月

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ネタにすごい困って、編集部の石川さんに相談したら「ハンドスピナーで何か作るのがいいんじゃないですか」と雑に提案していただいたのを採用して書いた記事。
去年のイカであれだけ苦労したのに、また中心がない回転運動をする仕組みを作ることにしてしまった。もうしない。

ちなみにMaker Faire Tokyoに持っていったけど、3人くらいにやってもらえた。ありがとうございます!

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僕が書いた記事ではないのだけれど、取材に同行させてもらった。
ここのジョイフル本田がすごくて記事で紹介したいんですよね〜とずっと言っていたら、なんと取材させてもらえることに!過去最高に楽しい取材だった。みんなマジで行こう。
この近所に住んでいるので、これ以降頻繁に通っている。最高!

8月

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ハンドクラフト界隈は縁がないのだけど、技法に面白いのが多くて採用した記事。夏休みのいい工作になった。
ホントはこういうのにさらに電子工作要素を足せるともっと面白くなるんだろうなーと思いつつ、ややこしくなるなーと悩みどころでもある。

9月

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今年の中では特に個人的に気に入っている記事。これ黄金比ちゃうやん!と揶揄してるようにならないように気を付けた。
わざわざアクリル板を加工してもらったのだけど、こういうのも今まであまりなかったので新鮮。
UVプリンター、自分でも使えるようになりたい…。レーザーカッターも。

10月

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ABPro2017のレポート記事。毎回最高!また来年も行きたいな。みんな見に行ってくれ〜〜〜

11月

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8月のデコパージュの記事もそうだけど、定期的にかわいさを追求しようとする記事を書いてしまう。
無理にかわいくしてみました!みたいなの好きなので、この流れも続けたい。

12月

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Amazon Echoが思いの外早く届いたので、今しかねぇ!と書いた記事。
これ意外とちゃんと聞き分けるので、あまりうまくいくことが少なくて冷や汗を書いた。
スマートスピーカー、やっぱり話しかけるハードルが個人的には高くて、結局電源を切りっぱなしにしている…。
スマートホーム的な改造もなー、みんなやっちゃってるからなー。

それ以外のメディアの記事

ありがたいことに今年は2つのメディアから書いてみませんかというお誘いをいただくことが出来た。

電ファミニコゲーマー

news.denfaminicogamer.jp

news.denfaminicogamer.jp

電ファミで書いた。元々「ゲームの企画書」というとんでもなく長いインタビューのシリーズが好きで良く見ていたのだけど、書くことになって嬉しかった。
ちょっと変わっているところがあって、ソースコードを公開している。読まれるのも意識しないとなので結構たいへん!gihyou以外でこんなことあるのか…!という気持ちだ。一応本業はプログラマーなので、変なようには書いてないつもりではあるのだけれど…。

後者は今年一番拡散した記事。みんなエロ好きだな!

それどこ

srdk.rakuten.jp

楽天のオウンドメディア、それどこで書いた。他のライターさんがそうそうたるメンバーなのでひぇ〜〜という感じだ。
IoTについてお願いします!ということでMabeeeを選んでみたのだけれど、もうちょっとわかりやすく伝えるように出来れば良かったな…という気持ちもあって、難しさも感じた記事。

まとめ

デイリーは好きに書いていいよ、と言われているのでそれを鵜呑みにして好き勝手に伝わりづらいものを作っては記事を書いているのだけど、他のメディアでも書かせてもらうことが出てきてもっと読まれるようなネタを選んだ方がいいのかな…と悩み始めた2017年だった。
…のだけど、そんな狙ってヒットを生み出せるような人間でもないので、2018年も好き勝手に作っては記事を書いていきたい。そういう結論にさっきなった。
あと本業もあるのでそんなに引き受けられないのですが、もしこんな数字持ってないやつに書いてもいいよというメディアさんがありましたらご連絡いただければと思います。
ということで今年もありがとうございました!2018年もむだなものをつくっていくぞ。

ヘボコン誕生前夜

この記事はヘボコンAdvent Calendar 2017の11日目の記事です。 
adventar.org

3年前に誕生した「技術力の低い人限定ロボコン通称ヘボコン」は瞬く間に世界中で愛されるイベントになった。

僕は記念すべき第1回ヘボコン大会に出場した。
作ったロボットは弱くて、かといってそこまでヘボくもなく、ほどほどの成績で終了した。

その10日ほど前、僕の元へ現ヘボコンファウンダーの石川さんからメールが届いていた。それを見て、その件名に驚愕した。


「ヘボコンの告知ニコ生に出ていただけませんか」


本番前に知ってる人たちで試しにやってみましょうというお誘いだった。
第1回ヘボコン大会、その直前に本当の最初のヘボコンがあったのだ。

ユズルロボ

僕が作ったロボットはユズルロボという。
回転するアームで近づいてくる敵を弾き飛ばす戦法を持っているのだ。

http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/stamefusa/20140629/20140629181937.jpg

stamefusa.hateblo.jp

ニコ生会場のニフティに着くと、ユズルロボの対戦相手が待っていた。
斎藤充博さんの「amaging quick floor」だ。

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左がamaging quick floor。右はグソクムシです。


幅広いボディからすくい投げを決めるロボットだ。
事前の出場ロボット紹介の記事を見て、「これめちゃめちゃに強いやつじゃん…」って思ったロボットが目の前に。あと名前のかっこよさにもマジかと思ったのも覚えている。こっちはユズルロボだぞ。羽生結弦ファンから結構RTされてビビってたんだから。

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対峙する2体。僕はこのときまだデイリーのライターではなかったのもあって、製作者の斎藤さんとも初めて対峙することになった(めちゃめちゃ緊張した)。

それにしたって相性が悪すぎる相手である。なんといってもユズルロボは自分で移動出来ないカウンターにパラメータを全振りした機体なのだ。そこに突っ込んでくるamaging quick floor。足元をすくわれるために棒立ちのユズルロボという構図である。
しかしユズルロボの特徴である高速回転するアームがヒットすることで、勝負はわからなくなるかもしれない。当たりどころが悪ければamaging quick floorは方向を変え、場外に向かってまっしぐらに進む可能性だってあるのだ。

そして地球上で最初の試合が始まった。

当時の様子の写真はないので、僕のイラストで再現したい。色々とご容赦ください。

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スタート!さあやってやれユズルロボ!お前のパンチを食らわせてアメージングって言わせてやれ!

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近づいて来た!さあどうなる!

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あっそういうパターンね〜〜〜なるほどね〜〜〜


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ユズルロボのアームが高くて当たらなかった。アメージングであった。

なんかこう、「どっちのロボットの攻撃が強いんだ!」というロボット対決なら当然知りたい比較の前に、「ヘボいロボは自由度が高すぎてそもそも攻撃が当たらない展開がある」という現象が起きることを初めて知って、目からうろこがフォーリングしまくりだったのだ。

こんな常識破りの展開が2日後にはたくさん見られるのか!と大いにワクワクしたのを覚えている。

あと、ヘボコンに出た人はわかると思うんですけど、負けたらものすごく悔しい!見た目(と性能)はヘボでも作る人は大真面目なのだ。めっちゃくちゃアツくなってしまう。本気で応援してしまう辺りも大発見だった。


ということで人類史上初のヘボコンは大興奮の嵐だった。もちろん、その2日後の本番は言わずもがなだ。
このときの僕はまさに、ジョブズに発売前のiPhoneを見せてもらった孫正義状態だったのだ。これからはヘボコン界の孫正義だと言って各方面から怒られようと思う。

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ニコ生のキャプチャを1枚だけ残していた。物持ちがいい。
live.nicovideo.jp


次はAyu Tabukiさんです!よろしくお願いします!

自動で顔ハメしたりカーテンを下に落としたりした

すっかり放置してしまっていたので、今年に入って作ったものなどを軽くまとめるなど。

自動顔ハメパネル

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パネルを顔にハメると、顔を切り出して顔ハメ写真っぽい背景と合成してくれるアプリケーションだ。
去年も参加したが、Hack Dayというハッカソンで作った。

背景画像に特徴があまりないものを選んだり、パネル画像に若干シャドウを入れるなどデザイン上の工夫がしてあるのがポイントだ。
あと何より顔の位置をパネルに貼ったマーカーで検出しているのがいい。
顔ハメ写真は「パネルを顔にハメる」という制約があるからこそ、この方法が使える。
これによって「写真から顔の領域を切り出す」という問題が「写真からマーカーの位置を検出する」という問題に置き換えることが出来た。
この転換が出来たのはかなり気に入っている。

なんといってもロバスト性が高くて最高!である。
結構この辺は意識していて、見に来た人が体験するときにしっかり動くようにしたかった。
これはデイリー林さんのデカ顔を大垣のMaker Faireで展示して、みんなキャーキャー楽しそうにやっていたのが強く印象に残っていたのがある。
せっかく作ったからには人にやってもらうところまで意識していきたいと思う。

デイリーには実装の話は書かないのでこちらにちょっとだけ書く。
いつも電子工作もどきを担当していたが、久しぶりにソフトだけを担当した。

Androidのアプリで撮影→サーバに送信→OpenCVでマーカ検出→Python+Imagemagickで画像合成→Twitterへ投稿

という流れ。このうちPythonImagemagickのところをやった。
Imagemagickは合成も切り抜きも出来て、マジでなんでも出来るやんけ・・・マジック・・・という気持ちになった。
Pythonの方は普段は使わないので、せっかくだからということでBottleという薄いフレームワークを採用した。
といってもルーティングくらいしかやることがなくて、しかもエントリポイントが1つしかないのでほとんど使ってないのだけど。ただ薄いフレームワークはさっと実装出来ていいな~と思う。
あとデータストアにはmongodbを採用した。これも初めて使ったけど、色々柔軟でラクだなー。

ハッカソン自体は24時間だったのだけど、名古屋での結婚式に参加するという無茶を予定に組み込んだので16時間くらいしか開発に充てられなかった。
ただしっかり動いたので満足。来年は何を作ろうかな。

カーテンを丸ごと落として目を覚まさせる装置

fabcross.jp

fabcrossさんの東急ハンズのPR記事に参加した。

最近IoTカーテンというような、朝になったら自動でカーテンを開けてくれる製品が出始めている。
mornin.jp

正直かっこいい。おしゃれだ。
だけど、もっとドラスティックに起こしてほしい朝もある。
ということで、カーテンを開けるのではなく、丸ごと落とすことにした。

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これなら確実に目が覚める(大きい音もするから)。

家でテストしたとき、ばかみたいな落ち方をしたのでとても満足している。

いまなぜか東急ハンズ新宿店で展示しているのだが、カーテンは置けなかったのですごいシュールな感じになっている。すいません。

手を濡らして粟をつかむ装置

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頭の悪いメカ発表会2で出した新作。
手をかざすとスプレーが動いて、手を濡らす。そしていつでも粟をつかめるという装置だ。

イベントのテーマは「金儲け」だったのだが、なぜ手を濡らすことになったのか。
その辺りはfabcrossのレポートを読んでほしい。
fabcross.jp


2017年も3分の1がすぎてそこそこむだなものを作ることが出来て良い流れだ。
5月もちょこちょこ企画があるので、よろしくお願いいたします。

2016年の振り返り

今年は色々やったので、個人的に振り返りたいのでまとめます。

デイリーポータルZ

月イチで書いてる記事を列挙。

1月

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とにかく寒くて、有明テニスの森でひとりで震えながらすみっこで撮影した上に全然うまくいかなくてつらかった。
ユニクロ錦織圭モデルのポロシャツはさすがにスポンサードしてるだけあって(高かったけど)着心地がとても良かった。

2月

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stamefusa.hateblo.jp

ヤフーのハッカソンHackDayで作った。
お寺までわざわざ鐘つきに行ったりして面白かった。
次回のHackDayにも出るつもりですが、作るものがハイコンテキストすぎて説明に時間がかかるので、今度はシンプルにわかりやすいものにしたい。

3月

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ヨーグルトをひたすら食べた。
この記事を書く前はちょくちょくヨーグルトを買っていたのだけど、これ以降あまり買わなくなりました。でも好き。

4月

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今年のエイプリルフールはバイラルメディアになる!というネタだったので、バイラルメディアによく出てくるおしゃれな料理動画のパロディをした。

真上から撮るのが大変だった。三脚につけるステーを買ったり。

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ヨドバシキューピーがかわいくて気に入ってる記事。
あと浅草の入れ墨キューピーが衝撃的。ぜひお店に足を運んでほしい。
自作ご当地キューピーを作るのに用意したキューピー、まだ7体余っててどうしようか悩んでいる。

6月

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今までで一番バズった記事。
7800ツイート、ニコニコ動画は40万再生。総合ランキングで1位になった。

色々なイベントに出したのだけど(あとで書きます)、これを見に来た!と言ってくださる方が結構いて嬉しかったー。

7月

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せっかく黒ひげでシンプルなものが出来たのに、またハイコンテキストで説明に時間がかかるものを作ってしまう。
記事にも書いたけど、最初に作ったやつが本当に動かなくて、イベントの前に旅に出ようかと思った。

8月

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工作が続いたので調査系の記事を書こう…と思ったら、結局シルバニアファミリーを改造することになった記事。
シルバニアファミリー、結構高い上にこれ以外で全く用途がない。欲しい方がいたらご連絡ください。

9月

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なかなかネタが出なくて苦心した記事。
会社から帰るときに色んなルートを回り道して、たくさん写真を撮った。

10月

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デイリーポータルZ14周年で記事を書いた。
モノボケ的な楽しさがあった。あと他のライターさんと一緒に撮影したりして、こんなアイデアが…!と驚愕したりした。

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stamefusa.hateblo.jp

明治大学のABProというイベントのレポート記事。
これほんとに大好きなイベントで、学生の子たちが躍動してるのがとてもいいイベント。次回も出ます。

このイベントで発表したものは記事ではさらっと流したので、別の機会でプレゼン動画として上げてもらった。ほぼABProで発表した内容と同じ。違うのは会場が僕の家というところです。
www.nicovideo.jp

11月

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今年の記事では2番目によく見られた。

勝訴の写真、中に白シャツ着ないと見えないよという意見がいくつかあってそれはわかっていたんですが、あれ団地の脇で撮ってて人の目がすごい気になって再チャレンジ出来なかったんですよね…。動作が完全に変質者のそれになるので。

12月

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大垣のMaker Faireのレポート。
ほんとにずっと行ってみたくて、念願叶って、で嬉しかった。
黒ひげだけでなくガスター10も体験してもらえたので良かった。

頭の悪いメカ発表会

stamefusa.hateblo.jp

今年の一番大きいイベントはこれだった。とにかく最高のイベント。

正直出演者の中で僕が一番ネームバリューがなくて、あいつ誰?みたいになりかねない状況だったところに黒ひげのヒットが来た。むちゃくちゃ救われた。これで気後れせずに出られるぞ的な。

このイベントのおかげでMVに出るという希有な体験もした。

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DJみそしるとMCごはんさんはめちゃくちゃいい人だったのでこれからも応援していきたい。みんなも応援して!!!

ラジオライフ2016年9月号 | 三才ブックス

イベントに来ていたラジオライフという雑誌の編集者の方からお仕事をいただいたりもした。
紙媒体の編集部、初めてお邪魔して楽しかったー。原稿にリアルに赤を入れてくれたりも、おおこれが赤入れか!という感じだった。

Maker Faire

今年のMaker Faireはベイエリア、東京、大垣と3箇所も行くことが出来た。(うれしい!)

stamefusa.hateblo.jp

全部良かったけど、特にベイエリアと大垣はすごい良かった。

大垣のレポート記事で「狭さはクリエイティビティの敵なのでは」ということを書いたのだけど、この2つに行って最近特にこれについて考えている。

来年も行きたい!ベイエリアは無理かもだけど、山口があるのでそれは行きたいな。あとNT金沢とか京都も!

地味ハロウィン

stamefusa.hateblo.jp

家電量販店の販売応援に来たメーカーの人のコスプレがすごいバズった。4800RTくらい?
妹からキャプチャ画像が送られてきて戦慄した。

ジャパネット

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はてブの月間エンタメ3位らしい。すげえ。
ただ他人のふんどしというかちょっと申し訳ないなとも…。

ジャパネットはアベレージで週に1時間以上は見てるし、来年も引き続き見ていこうと思う。最高。

おわりに

会社員やりつつということを考えると結構色々やったなーという感じがする。
特に5月から8月にかけては怒涛だった。

でも楽しいから来年もこんな感じでいきたいな。

#地味ハロウィン で「家電量販店に販売応援に来たメーカーの人」の仮装をしました

デイリーポータルZ主催の「地味な仮装限定ハロウィン(通称:地味ハロウィン」が今年も開催された。
portal.nifty.com

どういうイベントなのかは上の記事を見てもらえばすぐにわかると思う。
普通のハロウィンでは見られないような地味な仮装をして遊ぶイベントである。

僕はそんな中で「家電量販店に販売応援に来たメーカーの人」の仮装をした。

4年くらい家電量販店でバイトをしていて、メーカーの人も結構見てきたのでリアルな感じに仕上がった。
会場で「本業の人ですか?」と言われたり、Twitterで「顔もそれっぽい」とか言われたのはこのバイトのせいだろうか。複雑な気持ちである(本業は全然違います)。

もしこのメーカーの人の仮装をしたい人がいたときのために、参考情報を書いておきたい。
まず必要なものはスラックスとシャツとネクタイ、それに黒ベストだ。
黒のベストはペラペラの方がいい。ちゃんとしたやつ・・・というか、お店で使われているやつはこういうものだと思う。
www.l-m.co.jp

僕はこれをやろうと思ったのがギリギリだったので、駅前の何十年もあるようなお店で買った。
年配の方が買うような服を真似て買うときはユニクロとかよりもこういうお店で買った方が良さそうだ。ありがとう、江古田のファッションパーク べべよ。



そうそう、もう1つ忘れてはならない重要なアイテムがある。


首から提げるストラップである。

家電量販店のプロパーの店員に比べて、メーカーの人はストラップをたくさん提げているのだ。
「メーカー販売員」の札なんかは特にそうだ。

今回は「メーカー販売員」と「入館証」を用意した。入館証はベストの中に入れて、ストラップだけをチラ見せしてもそれっぽくなっていい。


黒ベストとネックストラップ、この2つを必ず押さえてほしい。


さて当日の話に戻るが、似たような仮装が意外と出るのも地味ハロウィンの見どころである。
僕の場合はビックカメラの店員の仮装の方がいらしたので、一緒に写真を撮ったりした。


これがコスプレ業界で言うところの「合わせ(関連するキャラクターのコスプレで合わせること)」だ。
言葉は知っていたが、まさか自分が体験することになるとは。

ちなみに秋月電子の店員さんもいたので、その方とも撮った。

秋月は電子工作をするときに結構行くので、嬉しい。

もし次回があるなら渋谷に移転したカルカルでやることになると思うが、渋谷のハロウィンとの紛争に巻き込まれやしないかと不安である。
来年は何の仮装をしようかな。