MC号泣にカラオケ熱唱、高田元社長最後のジャパネットたかたは通販番組を越えて伝説のドキュメンタリーへ

ジャパネットたかたの名物ともいえる高田元社長が最後の出演だという。
そんなニュースを仕事中に見てしまい、まったく仕事が手に付かなくなった。

昨年社長をやめて、「高田社長」は「高田さん」と呼ばれるようになった。
大学時代、朝起きるのがつらくて授業をとらずにジャパネットばかり見ていた僕としてはあまりにさびしい呼ばれ方だった。

調べると最後の放送は30時間生放送だという。そんな無茶な・・・。
急いで家に帰ったのが20時半。テレビを点けるともうすごいことになっていたのです。

地上波編

21時までは高田社長の地上波最後の出演。
ラジオショッピングは26年、テレビショッピングは21年、テレビには10万回は出たとのこと。すごい。

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地上波の視聴者に最後の挨拶をして、つつがなく終了。
ここまでは嵐の前の静けさだったのです。

CSに移してゲスト登場

ここから0時まではCSのジャパチャンDX、またはインターネットのストリーミングに場を移して放送。
高田・塚本・中島のビッグ3で話していると、ゲストが登場。

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なんと大東めぐみだ!

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自社スタジオを持つ前は良く出てた人だ。あとダチョウ倶楽部も。

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昔の映像を振り返る。ケルヒャーで大東の「お」を書く。

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カラオケで100点を出して素で喜ぶ社長。

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スプレーを火災報知機にかけるも全然反応しないハプニング。全く売れなかったらしい。

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MCで一番好きだった本田さん。ここで既に泣いた。

さらに高田社長に縁のある方からメッセージがどんどん届く。

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さっぽろ雪まつりの人。

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ジャパネットのテーマソングを作ったアナウンサーの人。

出るたびに「あ~○○さん!」と社長が言う。なんたるほのぼの感か。
会社の送別会で流れるメッセージビデオのようだが、違いはこれがCSとして流れていることである。
だがこれでいいのだ、ジャパネットは。

懐かしい思い出話に花が咲いて、楽しいトークが・・・って通販番組なのに全然商品紹介が始まらない!
なんとオープニングトークに23分もかけていた。

一発目は大東めぐみとカメラの商品紹介。・・・の前に、前身の「カメラのたかた」のジオラマが。これすごく欲しい。
2階の自宅でラジオショッピングをして、20億円を売り上げたとか。すごい。
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写真を撮って、残してほしいと語る高田社長。写真は時間を止めるんだからと。写真1枚見るだけでその背景が全部蘇ってくるからと。
高田社長らしい売り文句だと思う。他の通販番組ではなかなかやれないやりかただ。
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そしてMC号泣祭りへ

次はMCが全員集合して、それぞれが高田社長とペアで商品紹介をするという。もうこれがすごかったんです。
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まず河野さん。デビュー時の映像が流れて・・・
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今の河野さんに・・・って泣いてるぞ!
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デビュー時と同じエネループの紹介を始める河野さん。ところどころでもう声が涙ぐんでいる。
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僕は河野に何か残せたかな~と言って泣かせにかかる社長!
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結構見る長谷川さんはビデオカメラの紹介。
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長谷川は声が出るようになりました、成長したと思ってますよ~と泣かせにかかる社長!
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涙で声が出ずに社長が値段を言う!
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次、声の大きい丸尾さん!丸尾さんといえば電子辞書!
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150コンテンツを表現するすごいカメラワーク!
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丸尾さん、順調に来てたが急に泣く!
高田社長「僕はね、亡くなるわけじゃないんだからね」
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涙の1万円引き!
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高田社長「読めませんから私が読みます」
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ベテランの域の平田さん!もう泣いている!
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昔テレビに出ていた浦川さんが出てきて俺も泣く!もうずっと泣いてるけど!
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お母さんになってさらに成長していくと思います、とまた泣かせにかかる社長!
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高田社長「読めませんからまた読みます」スタッフ大爆笑。
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ダブルエースの1人、中島さん!デビュー映像が若すぎる!ねぐせ!
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中島さん「こうやって自撮りが出来るんですよ」
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高田社長「・・・鳥の地鶏?」
中島さん「自分を撮る自撮りです!」
高田社長「(崩れ落ちる)」
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予想外に安い値段に顔が固まる高田社長。「プリンタも全部付けて?誰が決めた?」
面白すぎる。
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最後は高田社長のあとを背負って立つ男、塚本さんですよ。
最後なのにみんな泣くから時間がない!
ここでまた塚本さんが「今日はもう高田さんではなく社長と呼ばせてもらいたいんですけども」と商品紹介で言うもんだから号泣ですよ。俺号泣。
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今日はシャープを選んだけれども、ソニー東芝も三菱も日立も本当に感謝してますよ・・・とメーカーに感謝する社長。
塚本さんとかはもう大エースなので泣くこともなく安定して進みます。
大学生になった塚本さんの子どもの話に脱線して盛り上がり、会社を背負って頑張ってほしいというメッセージを送って握手!
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盛り上がりすぎて社長が一言「もうテレビなんてどうでもいいんです!」
商品紹介なのに!いいのか!
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最後は高田社長自らの商品紹介。十八番のカラオケ!
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いつの間にかすごい人数の社員が囲んでいる!これはもう祭りだ!
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3番まできっちり歌って北国の春は99点!
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「退任には全く悔いはないんです」と語る社長。
「で、私が言いたいのはもう1曲歌いたいんです!」そっちか!
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もうこのままスタッフロールとか流して終わりにしてもいい!最高!
ちゃんと合わせて歌う大東めぐみも最高!
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点数はまた99点!ほんとにちゃんと採点しているのだろうか!
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そして最後の最後に息子の現社長が登場。
番組には出ないって公言してるので、これたぶん最初で最後の登場ですよ。めちゃくちゃレアですよ!
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ということで最後の最後にめちゃくちゃ適当にカラオケの値段を発表してついに終わってしまいました。
これはもうテレビショッピングの枠を越えてリアルタイムドキュメンタリーだ。
身内感満載な構成でしたが、もうジャパネットはこれでいいのです。人間性を写しだしてこそのジャパネットですよ。
もうホントに大満足です。高田社長お疲れ様でした。そしてこれからも見続けます。