ハンバーグはさわやかだけじゃない、八千代のカウベルの弾力ハンバーグとホスピタリティの話

ハンバーグといえばさわやか、みたいな感じになってますけど、そろそろ触れていいですか。八千代のカウベルも最高ってこと。

これがカウベルだ、弾力ハンバーグだ

こちらがカウベル 八千代本店である。
「弾力ハンバーグ」をウリにしており、こことみつわ台店の2店舗を展開している。

……さわやかが34店舗、フライングガーデンが57店舗、ハングリータイガーが12店舗ある世の中である。
2店舗は少なすぎてハンバーグチェーン店とは言えないレベルだ。

でもだからこそ、この八千代本店が良すぎるって話をしたいんですよ。

だって建物裏側にある「カウベル」の文字を見ただけでいいなって思うでしょう。
ただ店の前にあるシェフのマネキンは怖すぎるね。

名物の弾力ハンバーグはどんなものか、早速見てもらおう。

はい、こちらです。これは弾力ビッグハンバーグステーキ(270g)。通常は180g。
切るとめっちゃレア。
これをペレットで好きな焼き加減にジュー。
さらにタレにダイブ。
そして気がつくと完食していると。

思わず最後まで写真を進めてしまった。

レアを自分の好みの加減に焼いていくタイプだが、肉はかなり粗挽きだ。
そのため食べると「肉食ってるな!」感をぞんぶんに味わうことが出来る。

お店のサイトでも「ステーキタイプのハンバーグです」と書いているが、まさにそのような感覚だ。

ハンバーグがおいしい、それだけじゃない

弾力ハンバーグのお味はそれはもううまい、うまいですよ。
自分の誕生日に2年連続で行くくらいにうまい。

誕生日に食べた写真。

誕生日だからってハンバーグとステーキのコンボセットに牛すじ煮込みまで頼んでいる。この煮込みもまたうまいんだ。

でも、それだけじゃない。

カウベルの一番いいところはホスピタリティですよ。

サラダの右上に注目してほしい。

この女性がホールの長で、もう気配りがすごいのだ。
お店では「感動マネージャー」という役職をつけているそうだが、僕は勝手に「女将」と呼んでいる。

先日行ったときは夏休みに入ったところだったので、人生初めてのアルバイトといった趣の高校生が注文を取りに来たのだが、しっかり女将が横についていた。
「この子入ったばっかりなんで、よろしくお願いしますねぇ~」と来た。もうそれだけで注文の入力にどれだけ時間がかかってもいいからねという気持ちになる。
そもそもアルバイトの子たちもみんなはきはきと良い接客なのだ。

そして、子ども向けのサービスがすごい。まずこんなカードをもらう。

よいこのみんなへ。きょうはカウベルにきてくれてありがとう!!ぜ~んぶたべたよいこにはオモチャのプレゼントがあるヨ!おおきいこえでよんでネ!!

よすぎるカードだ。ぜんぶ声に出して読みたいね。
そしてぜ~んぶたべたよいこはオモチャがもらえるのだが、

オモチャの候補が多すぎるな。

娘がオモチャのカゴに埋もれてしまった。
選び放題になるので子どものテンションは爆上がりである。

もちろん女将からの「ぜんぶ食べられたかな!?オモチャ持ってきますね」と抜かりない声掛けが前段で発生している。

さらにキッズクラブというのがあって、

誕生月に行くと

  • デザートがもらえ、
  • おかしがもらえ、
  • 先ほどのおもちゃも もちろんもらえ、
  • デザートのソフトクリームが運ばれてくる際にはバースデーソングが歌われる

という特典がある。ありすぎるだろう。

お店の入り口には誕生日が近いキッズクラブ会員の名前が貼り出されており、もはや店側の方が祝うのを待ち構えているのだ。

めちゃくちゃ待ち構えられてますよ!

また誕生月の子がもらえるおかしの下にお祭りで買うようなヨーヨーがあるのだが、

これは誕生月でもないのに「これもどうぞどうぞ!」となぜかくれた。どこにも書いてないぞその制度。

あ、あと会計時にドリンクかソフトクリーム無料券がもらえます。

しかも3人家族なのに4枚ももらった。消費が追いつかないぞ。

と、こういう具合にやたらもてなされるのである。

これでハンバーグがもちろんおいしいのだから、ぐぅの音も出ないとはこのことだ。おなかの音としてだけは出るかもしれない。

※この記事は江ノ島杯( 江ノ島杯~あなたの記事を読ませて下さい~開催のお知らせ - 森は生きている )に応募しています