2018年の振り返り

去年の振り返りは2017年12月31日の23時57分に上げるというぎりぎり具合だったので、今年は気をつけとこ!と思っていたのにまたぎりぎりである。
今年作ったことやらの振り返りです。

デイリーポータルZ

1月

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6年くらい前に海外旅行したときから気になっていたお土産について書いた。
これほんとに出国ゲートの先でしか見かけなくて気になりすぎる。メーカーとかに話聞いた方がいいのだろうか。

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1月の2本目。タイトルもアプリの出来もかなり気に入っている。
初めてUnityを触って作った。見よう見まねでやったので、本当はちゃんとUnity勉強したい…。
いつも記事を書くときにさらっとやりがちなので、1ページ目の茶番みたいなやつはたまにやりたいなと思っている。

2月

スケジュールの因果によりなし!

3月

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黒ひげ危機一発に続いておもちゃを改造するシリーズが出来た。
最初は手を噛もうとするとするとつっかえ棒みたいなのが出てきて噛まれない、というのを考えていたのだけど、企画会議でデスロールというのがあるのを教えてもらってそれを搭載することにした。
ライターの伊藤健史さんに教えていただいたのだけど、伊藤さんは会議でいつも常人には思いつかない案をバンバン出しているので本当にすごい。一言一句メモした方がいいかもしれない。

4月

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会社の仲の良い先輩から実は買えるんだよということを教えてもらって書いた記事。
企画会議で提案したら、マジで1秒で「買いましょう!」って快諾が来て感動した。
ただ土台が金属なので捨てるのも面倒なため、部屋の隅で眠っている。誰か買い取ってくれないか。

5月

結婚式の準備で多忙のためおやすみをいただく。ありがとうございます…!

6月

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ということでその結婚式二次会の様子を億面もなく記事にした。
これはほんと最高でした。妻サイドの友人にも楽しんでもらえたのがなにより。
何しろ自分について書いた記事なので、何度か読み返してはいいなと思っている。自己満足の塊のような記事だ。

7月

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今年の記事から1本選ぶとしたらコレだ。タイトル下の画像がとにかく気に入っている。
「猛反発まくら」という単語自体は前から見かけていたので、動きはしっかりさせないと言葉に負けてしまうのではと思っていたが、いい具合に作ることが出来たと思う。
猛反発という動きをどうやって作るかについて1週間くらい考えたのは良かった。

8月

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見に行ったぞという記事。いやー泊まりたかった…。

9月

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もう4回くらい見に行っている、ABProのレポート記事。
今年も最高だった。余談だが何年も参加していると学生のみんながどんどん卒業していったりしていて、親戚のおじさん状態に勝手になっている。

ところで僕の発表は削っているのだけど、こんな感じのものを出した。
ハイコンテキストなので特に記事にはしないつもりだが、JoyConをハックしてNode.jsからセンサ情報を取り出せたりしているので、この仕組みはどこかで使いたい。
www.youtube.com

10月

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タイトルそのままの記事。成田のカフェまで行ったり、毎日ご飯を詰め替えたりメニューを作ったりと色々と手数を出せて良かった。
工作じゃないけど工作っぽい記事、結構楽しいことに気づいた。

11月

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調査アンド自作!ということでこれも色々と出来て満足している記事。
こういう日常のスキマに潜むツッコミどころ、去年だとこの記事↓とかがうまく取り上げることが出来たので、今後も見つけていきたいところ。
コンビニのご飯が香りすぎている :: デイリーポータルZ

12月

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ネット文化を取り上げるのは個人的にはあまりやらない方がいいかなと思っているのだけど、CAPTCHAくらいだとみんな知っているかなということでやってみた。
工作記事界隈だとソフトもハードもほどほどにやる枠はまだ空いている気がしているので、ソフトだけで何か作るというのもやっておきたいところだ。

電ファミニコゲーマー

news.denfaminicogamer.jp

Nintendo Laboが出てすぐに4つくらい作って記事にするという勢いがすごい記事。
今年はとにかくJoyCon最高という年だった。来年はいち道具としてしっかり使えるようにしておきたい。

とうぶん

これは先日記事にした。動画フォーマットはやりやすくていいな…。
stamefusa.hateblo.jp

まとめ

今年はこの辺りが使えるようになった。

  • PhotoShop/Illustrator
    • 画像加工くらいだけど、なんとなく使い方がわかるようになってきた。もうちょっと勉強したい。
  • ステッピングモータ
    • ただライブラリを使ってみたくらいだけど、どういう用途で使えるのかわかっただけでも収穫。
  • Unity
    • 触っただけだけどひとまず何者かくらいはわかるようになった。もうちょっと勉強したい。

去年よりも工作系の記事は少なくなったかな…と思っている。
本業がちょっとパッとしなくて、家に帰ってから何か作るという気にあまりならなくて良くない。本業の方はぼんやりしているとあと1年半くらいはパッとしなさそうなのでなんとかしないといけない。

来年はもっとインプットを増やさないと…。アウトプットはまぁ、なんとかなるだろう。
ひとまず今年もありがとうございました!むだなものは継続的に作っていきたいのでよろしくお願いいたします!

花占いの結果を絶対に好きにする装置を作った

「無駄づくり」の藤原麻里菜さんの動画コーナーで出まして、こんなものを作った。

花占いで「嫌い」で終わってしまったときに、中からもう1枚花びらが出てきて「好き」で終われる装置だ。
今まで作ってきたものの中でも割としっかり作ったので、備忘録として残しておきたい。

先ほど貼った動画を見てもらえればわかるが、花びらが下から上がってくるようになっている。
直動機構を一度はちゃんと作ってみたかったので、いい機会になった。

駆動部分にはステッピングモータを使っている。ステッピングモータも一度は使ってみたかったのだ。
秋月で売っているSM-42BYG011を使った。
akizukidenshi.com
また、Arduinoとつないでモータを制御するのに下記のモータドライバキットを使った。これが定番らしい。
このL6470を使ったモータドライバキットは秋月版とストロベリーリナックス版があるらしく、ピン番号が異なっているので注意しないといけない。
説明書をしっかり確認して配線しましょう。
akizukidenshi.com

f:id:stamefusa:20181229012514j:plain
Arduinoとの配線はこんな感じ。雑です。

で、本体の機構は送りねじで直動させることにした。
ステッピングモータとΦ3のネジをカップリングでつないで、タミヤのユニバーサルアームで囲ったりタミヤのシャフトでガイドを付けたりしてみた。

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全景はこんな。
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寄ったところ。
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裏側のようす。

機構が思った通り動くと気分がいいですね。
余談だけど、Maker Faireで隣になったタミヤブース(デイリーポータルZブースでヘボコンをやるのでタミヤが毎回隣に来る)の方から、この人毎回ユニバーサルアームめっちゃ使ってるんだよという紹介をしてもらった。工作記事とかで雑に作り始めるから、位置合わせしやすくてめちゃめちゃ使っちゃうんです・・・。

Arduinoのコードはこんな感じになった。
github.com

READMEにも書いているけど、L6470をArduinoで簡単に動かすライブラリを作っている方がいて、それを使わせてもらった。
これすごい便利、みんな使っているのも納得だ。
spinelify.blog.fc2.com

花びらを全部ちぎったら所定の時間だけステッピングモータを回転させて、別に用意したスイッチを押すと元の場所に戻るというコードになっている。
原点に移動する、みたいな処理も1つの関数にまとめてくれているので大変ありがたい。

花びらを全部ちぎったら、と書いたが、どうやってセンシングするかはちょっと悩んだ。原理的には単にスイッチをオンオフするのが読み取れればいいのだけど、花びらをちぎるという動作でスイッチの接点がばらばらに分かれてしまうからだ。
結局本体にアルミテープを巻いた板を6箇所配置して、花びらを輪ゴムで留めるという方式にした。花びらの裏にもアルミテープを巻いていて、ちぎる前は導通している。で、ちぎったら導通しなくなるのでそれを読み取るという作り。ちぎってる感を出せたので良かった。

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花びらを留める前。
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花びらを留めるとこうなる。100均は造花のバリエーションが多くて驚いた。

中の機構が見えないように、大きめの花びらの造花を選んだら収まりが良くなった。
やりたいことは全部出来たので結構満足している。けど、動画でも言われているが動きがすごい遅い。それはそれで面白いけど、送りねじじゃなくてプーリとタイミングベルトでやった方が素早く動かせるからいいなー。次からはそうしよう。


最近デイリーポータルZとかで工作記事を書くときに、工程を細かく説明するのは野暮というかボケを解説しているみたいに感じてしまってあまり細かく書かないようにしている。
このブログは元々僕の技術ネタを書きたいなと思って始めた場でもあるので、細かい話はこっちにちゃんとまとめていきたいな・・・。
ということで、だらだらと書いてみました。

結婚式のウェルカムボードを光らせた

先日結婚式を挙げた。雨男なので心配だったが、当日はぎりぎり曇りで助かった(二次会はめちゃくちゃ雨に降られたけど) 。

で、当日までに色々準備をしたわけだけども、ウェルカムボードというのがあるじゃないですか。受付に置いてあるやつ。
せっかくならあれを一工夫してやりたいな~と思った結果、ラズパイとarduinoを内蔵したやつが生まれたので概要を残しておきたい。

まずは動作の様子を見てほしい。

写真のスライドショーを常時流すようにした。それとは別にケーキに入刀すると文字のところが光る。
来てくれた人が体験出来るといいかなと思って、インタラクティブ性を持たせることにした。まぁ、入刀すると光るだけなのだけど…。


スライドショーはラズパイで流している。ちょっと前にラズパイ用の液晶画面の決定版みたいなのが紹介されていたので、それを使っている。
液晶については下記のエントリを見てほしい。これ最高なんでラズパイ使ってる人は買って損はないと思う。

karaage.hatenadiary.jp


また、動画はラズパイの電源を入れたら自動で流れるようにした。やり方は下記エントリを参考にすると良い。

nomolk.hatenablog.com


当日は僕がウェルカムボードをさわることが出来ないので、なるべくメンテフリーにする必要があった。なので、ラズパイの電源を入れる(=コンセントを挿す)だけで動画が流れる仕組みが簡単に出来たのはかなり安心感があった。


次は光る方の仕組みだ。
スイッチサイエンスで売っているテープLEDをAdafruitのNeoPixel Libraryというarduinoライブラリで光らせている。このライブラリ、めちゃめちゃ便利だ。

www.switch-science.com

github.com

光らせ方はadafruitのサンプルをちょっと変えただけになったけど、派手に光ってすごいことをしてる風に見えたためこれでいいか…となった。
ほんとはラズパイのスライドショーと連動したりするのを考えたのだけど、他にも色々準備しないといけなかったので妥協した。

LEDの上にクッキングシートをかぶせたら、提灯みたいに明かりが透けていい感じになったのでマネしてほしい。


ケーキの方は単にスイッチになっている。
スイッチは100均で売っているLED付きの大きいものを使った。披露宴・二次会とかなり押されることが予想されたので、スイッチは自作でなく製品を使う選択をした。100均といえどもその辺は安心だった。

minkara.carview.co.jp
※写真を撮り忘れたので他の方のブログから引用。「ダイソー プッシュライト」で検索したら出てくるやつ。

このスイッチはずっと使ってみたくて、ようやく使えて良かった。バラすのも簡単だし単にスイッチとして使うのなら結構いい選択だと思う。
手でばーんと押すような状況があったら、千石で大きめのボタンスイッチを買うよりいいと思う。
持ち運びのときはスイッチを外したのだけど、極性がないので線とコネクタをつないでください、とお願いするだけで良かったのも運用面で助かった。


そうそう、板はMDF材をダイソーで買ってレーザーカッターでカットした。ダイソーは大きめの店舗へ行くとMDF材のサイズが豊富でうれしい。
740*500mmの穴を空けるとラズパイの液晶画面がぴったり来る。

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レーザーカッターが会社にあってラッキーだった図。


そんなこんなで出来たウェルカムボードは結構な人に体験してもらえたようだ。
終わったあとの紙粘土のケーキがだいぶへこんでいた。

起動しやすい・壊れにくい・バラしやすいという、Maker Faireなどで培われた僕の運用ノウハウが詰まったウェルカムボードが出来て満足している。
あと光るのは派手にやっとけばかっこよくなるので良い。あまり光り物に手を出してないのだけど、いい経験になった。

このあと世界初の結婚式ヘボコンを二次会で開催して、人生でもベスト3に入る勢いで盛り上がったのだけど、それは今度のデイリーポータルZの記事で。

2017年の振り返り

大変、今年は全然ブログを書いてない!あわてて2017年にやったことを振り返ります。

デイリーポータルZ

1月は書いてないので2月から…。

2月

portal.nifty.com

割りと前から気づいていたがようやく書けた記事。あるある!というコメントがあって嬉しかった。
ところでこの記事以降もどんどん「○○香る」という表現がコンビニ以外に増えてきている気がする。デパートの惣菜とかにもあったぞ。
一方コンビニでの表現はさらにトレンドが変わってきていそうな予感がするので、この辺は折を見てまた追っていきたい。

3月

portal.nifty.com

顔ハメを自動でやってみた記事。具体的に何をしたかは下記の記事でも書いている。

stamefusa.hateblo.jp

個人的に気に入っているのでまたどこかでデモとか出来るといいなー。結構頭いい感じの作りが出来たと思うんですけどね。

portal.nifty.com

工作記事2連発だな。去年もやった「頭の悪いメカ発表会」の第2弾で発表した新作。
イベント本番直前にモーターが動かなくなって本当につらかった。いま紅白を見ながら書いてるんですが、技術的なことをやるステージで同じようなことが起きたらと考えると想像するだにおそろしい。
関係ないけどこの記事の前に引っ越しをして、撮影を近所で初めてやった。勝手がわからないのでビビりながらの撮影であった。

イベント自体のレポートはfabcrossさんの記事がいい感じなので是非見てくれ〜〜〜そしてまた次回も開催してくれ〜〜〜
fabcross.jp

4月

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明治大学の橋本先生のもとへ話を聞きにいった記事。橋本先生…というか@kougakuさんはずっと前からブログとかTwitterを見ていたので、今回ちゃんとお会いして話を伺うことが出来て感動!良かった!
その後イラストを描くときはこのとき学んだことをがんばって反映させようとしているが、うまくいっているかはノーコメントで…。

5月

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「みじかい記事」で書いた記事。いかりスーパー、一度行ってみたかった。
ちなみにコメントでいくつか言及されたのだが、大元の商品が実はあるらしい。すいません。

6月

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たぶん今年デイリーに書いた記事で一番反響があった。GWでたまたま立ち寄ってなんだこれ!となって書いたのだけど、いつもネタをうんうん唸って考えているのでこういう偶然の出会いの産物は新鮮だった。またこういったのに出会ったら大事にしたい。

7月

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ネタにすごい困って、編集部の石川さんに相談したら「ハンドスピナーで何か作るのがいいんじゃないですか」と雑に提案していただいたのを採用して書いた記事。
去年のイカであれだけ苦労したのに、また中心がない回転運動をする仕組みを作ることにしてしまった。もうしない。

ちなみにMaker Faire Tokyoに持っていったけど、3人くらいにやってもらえた。ありがとうございます!

portal.nifty.com

僕が書いた記事ではないのだけれど、取材に同行させてもらった。
ここのジョイフル本田がすごくて記事で紹介したいんですよね〜とずっと言っていたら、なんと取材させてもらえることに!過去最高に楽しい取材だった。みんなマジで行こう。
この近所に住んでいるので、これ以降頻繁に通っている。最高!

8月

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ハンドクラフト界隈は縁がないのだけど、技法に面白いのが多くて採用した記事。夏休みのいい工作になった。
ホントはこういうのにさらに電子工作要素を足せるともっと面白くなるんだろうなーと思いつつ、ややこしくなるなーと悩みどころでもある。

9月

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今年の中では特に個人的に気に入っている記事。これ黄金比ちゃうやん!と揶揄してるようにならないように気を付けた。
わざわざアクリル板を加工してもらったのだけど、こういうのも今まであまりなかったので新鮮。
UVプリンター、自分でも使えるようになりたい…。レーザーカッターも。

10月

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ABPro2017のレポート記事。毎回最高!また来年も行きたいな。みんな見に行ってくれ〜〜〜

11月

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8月のデコパージュの記事もそうだけど、定期的にかわいさを追求しようとする記事を書いてしまう。
無理にかわいくしてみました!みたいなの好きなので、この流れも続けたい。

12月

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Amazon Echoが思いの外早く届いたので、今しかねぇ!と書いた記事。
これ意外とちゃんと聞き分けるので、あまりうまくいくことが少なくて冷や汗を書いた。
スマートスピーカー、やっぱり話しかけるハードルが個人的には高くて、結局電源を切りっぱなしにしている…。
スマートホーム的な改造もなー、みんなやっちゃってるからなー。

それ以外のメディアの記事

ありがたいことに今年は2つのメディアから書いてみませんかというお誘いをいただくことが出来た。

電ファミニコゲーマー

news.denfaminicogamer.jp

news.denfaminicogamer.jp

電ファミで書いた。元々「ゲームの企画書」というとんでもなく長いインタビューのシリーズが好きで良く見ていたのだけど、書くことになって嬉しかった。
ちょっと変わっているところがあって、ソースコードを公開している。読まれるのも意識しないとなので結構たいへん!gihyou以外でこんなことあるのか…!という気持ちだ。一応本業はプログラマーなので、変なようには書いてないつもりではあるのだけれど…。

後者は今年一番拡散した記事。みんなエロ好きだな!

それどこ

srdk.rakuten.jp

楽天のオウンドメディア、それどこで書いた。他のライターさんがそうそうたるメンバーなのでひぇ〜〜という感じだ。
IoTについてお願いします!ということでMabeeeを選んでみたのだけれど、もうちょっとわかりやすく伝えるように出来れば良かったな…という気持ちもあって、難しさも感じた記事。

まとめ

デイリーは好きに書いていいよ、と言われているのでそれを鵜呑みにして好き勝手に伝わりづらいものを作っては記事を書いているのだけど、他のメディアでも書かせてもらうことが出てきてもっと読まれるようなネタを選んだ方がいいのかな…と悩み始めた2017年だった。
…のだけど、そんな狙ってヒットを生み出せるような人間でもないので、2018年も好き勝手に作っては記事を書いていきたい。そういう結論にさっきなった。
あと本業もあるのでそんなに引き受けられないのですが、もしこんな数字持ってないやつに書いてもいいよというメディアさんがありましたらご連絡いただければと思います。
ということで今年もありがとうございました!2018年もむだなものをつくっていくぞ。

ヘボコン誕生前夜

この記事はヘボコンAdvent Calendar 2017の11日目の記事です。 
adventar.org

3年前に誕生した「技術力の低い人限定ロボコン通称ヘボコン」は瞬く間に世界中で愛されるイベントになった。

僕は記念すべき第1回ヘボコン大会に出場した。
作ったロボットは弱くて、かといってそこまでヘボくもなく、ほどほどの成績で終了した。

その10日ほど前、僕の元へ現ヘボコンファウンダーの石川さんからメールが届いていた。それを見て、その件名に驚愕した。


「ヘボコンの告知ニコ生に出ていただけませんか」


本番前に知ってる人たちで試しにやってみましょうというお誘いだった。
第1回ヘボコン大会、その直前に本当の最初のヘボコンがあったのだ。

ユズルロボ

僕が作ったロボットはユズルロボという。
回転するアームで近づいてくる敵を弾き飛ばす戦法を持っているのだ。

http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/stamefusa/20140629/20140629181937.jpg

stamefusa.hateblo.jp

ニコ生会場のニフティに着くと、ユズルロボの対戦相手が待っていた。
斎藤充博さんの「amaging quick floor」だ。

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左がamaging quick floor。右はグソクムシです。


幅広いボディからすくい投げを決めるロボットだ。
事前の出場ロボット紹介の記事を見て、「これめちゃめちゃに強いやつじゃん…」って思ったロボットが目の前に。あと名前のかっこよさにもマジかと思ったのも覚えている。こっちはユズルロボだぞ。羽生結弦ファンから結構RTされてビビってたんだから。

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対峙する2体。僕はこのときまだデイリーのライターではなかったのもあって、製作者の斎藤さんとも初めて対峙することになった(めちゃめちゃ緊張した)。

それにしたって相性が悪すぎる相手である。なんといってもユズルロボは自分で移動出来ないカウンターにパラメータを全振りした機体なのだ。そこに突っ込んでくるamaging quick floor。足元をすくわれるために棒立ちのユズルロボという構図である。
しかしユズルロボの特徴である高速回転するアームがヒットすることで、勝負はわからなくなるかもしれない。当たりどころが悪ければamaging quick floorは方向を変え、場外に向かってまっしぐらに進む可能性だってあるのだ。

そして地球上で最初の試合が始まった。

当時の様子の写真はないので、僕のイラストで再現したい。色々とご容赦ください。

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スタート!さあやってやれユズルロボ!お前のパンチを食らわせてアメージングって言わせてやれ!

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近づいて来た!さあどうなる!

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あっそういうパターンね〜〜〜なるほどね〜〜〜


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ユズルロボのアームが高くて当たらなかった。アメージングであった。

なんかこう、「どっちのロボットの攻撃が強いんだ!」というロボット対決なら当然知りたい比較の前に、「ヘボいロボは自由度が高すぎてそもそも攻撃が当たらない展開がある」という現象が起きることを初めて知って、目からうろこがフォーリングしまくりだったのだ。

こんな常識破りの展開が2日後にはたくさん見られるのか!と大いにワクワクしたのを覚えている。

あと、ヘボコンに出た人はわかると思うんですけど、負けたらものすごく悔しい!見た目(と性能)はヘボでも作る人は大真面目なのだ。めっちゃくちゃアツくなってしまう。本気で応援してしまう辺りも大発見だった。


ということで人類史上初のヘボコンは大興奮の嵐だった。もちろん、その2日後の本番は言わずもがなだ。
このときの僕はまさに、ジョブズに発売前のiPhoneを見せてもらった孫正義状態だったのだ。これからはヘボコン界の孫正義だと言って各方面から怒られようと思う。

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ニコ生のキャプチャを1枚だけ残していた。物持ちがいい。
live.nicovideo.jp


次はAyu Tabukiさんです!よろしくお願いします!

自動で顔ハメしたりカーテンを下に落としたりした

すっかり放置してしまっていたので、今年に入って作ったものなどを軽くまとめるなど。

自動顔ハメパネル

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パネルを顔にハメると、顔を切り出して顔ハメ写真っぽい背景と合成してくれるアプリケーションだ。
去年も参加したが、Hack Dayというハッカソンで作った。

背景画像に特徴があまりないものを選んだり、パネル画像に若干シャドウを入れるなどデザイン上の工夫がしてあるのがポイントだ。
あと何より顔の位置をパネルに貼ったマーカーで検出しているのがいい。
顔ハメ写真は「パネルを顔にハメる」という制約があるからこそ、この方法が使える。
これによって「写真から顔の領域を切り出す」という問題が「写真からマーカーの位置を検出する」という問題に置き換えることが出来た。
この転換が出来たのはかなり気に入っている。

なんといってもロバスト性が高くて最高!である。
結構この辺は意識していて、見に来た人が体験するときにしっかり動くようにしたかった。
これはデイリー林さんのデカ顔を大垣のMaker Faireで展示して、みんなキャーキャー楽しそうにやっていたのが強く印象に残っていたのがある。
せっかく作ったからには人にやってもらうところまで意識していきたいと思う。

デイリーには実装の話は書かないのでこちらにちょっとだけ書く。
いつも電子工作もどきを担当していたが、久しぶりにソフトだけを担当した。

Androidのアプリで撮影→サーバに送信→OpenCVでマーカ検出→Python+Imagemagickで画像合成→Twitterへ投稿

という流れ。このうちPythonImagemagickのところをやった。
Imagemagickは合成も切り抜きも出来て、マジでなんでも出来るやんけ・・・マジック・・・という気持ちになった。
Pythonの方は普段は使わないので、せっかくだからということでBottleという薄いフレームワークを採用した。
といってもルーティングくらいしかやることがなくて、しかもエントリポイントが1つしかないのでほとんど使ってないのだけど。ただ薄いフレームワークはさっと実装出来ていいな~と思う。
あとデータストアにはmongodbを採用した。これも初めて使ったけど、色々柔軟でラクだなー。

ハッカソン自体は24時間だったのだけど、名古屋での結婚式に参加するという無茶を予定に組み込んだので16時間くらいしか開発に充てられなかった。
ただしっかり動いたので満足。来年は何を作ろうかな。

カーテンを丸ごと落として目を覚まさせる装置

fabcross.jp

fabcrossさんの東急ハンズのPR記事に参加した。

最近IoTカーテンというような、朝になったら自動でカーテンを開けてくれる製品が出始めている。
mornin.jp

正直かっこいい。おしゃれだ。
だけど、もっとドラスティックに起こしてほしい朝もある。
ということで、カーテンを開けるのではなく、丸ごと落とすことにした。

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これなら確実に目が覚める(大きい音もするから)。

家でテストしたとき、ばかみたいな落ち方をしたのでとても満足している。

いまなぜか東急ハンズ新宿店で展示しているのだが、カーテンは置けなかったのですごいシュールな感じになっている。すいません。

手を濡らして粟をつかむ装置

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頭の悪いメカ発表会2で出した新作。
手をかざすとスプレーが動いて、手を濡らす。そしていつでも粟をつかめるという装置だ。

イベントのテーマは「金儲け」だったのだが、なぜ手を濡らすことになったのか。
その辺りはfabcrossのレポートを読んでほしい。
fabcross.jp


2017年も3分の1がすぎてそこそこむだなものを作ることが出来て良い流れだ。
5月もちょこちょこ企画があるので、よろしくお願いいたします。